移動時間を作業時間に変えるためにバス通勤始めてみた

タイトルどおりでそれ以上言うことないのですが、バス通勤を始めてみました。

いままでずっと自動車で通勤していたのですが、最近やりたいことが多いわりに自由に使える時間は少ないのでどうにかして時間を確保しないといけないと色々生活週間を改善している。

その一つとして、車の移動時間が往復で1時間〜1時間半ほどあるのでまずそこを作業時間に当てるためにバス移動をはじめてみた。(このブログもバスの中で書いた)

まだ評価する段階にはないけど、とりあえず今の所本読む時間や作業する時間は増えるし、車の運転による疲労も減らすので割と良い。

あと、自分の移動時間、移動経路だと割と席も空いていて悠々と作業できそう。

ただバスの時間を正しく把握しないと30分~1時間とかバス待ち時間が発生するのでそれは気をつけないといけない。

5分おきくらいにバスが来る未来が早く来てほしい。

Azure CDNでWBS砲を迎え撃つ

先日、WBS(ワールドビジネスサテライト)に僕が所属している会社が取材され、短い時間ですが放送の中で紹介されました。

www.tv-tokyo.co.jp

沖縄県知事戦を関連した、沖縄県で注目のITベンチャー・スタートアップとしてPaykeが紹介され、時間としては大体2分間程度だったのですが、テレビ放送ということもあり会社サイトにアクセスが急増することを想定してAzure CDNを使って対策を行いました。(放送があることがわかったのは、放送日前日の午後3時...)

azure.microsoft.com

CDNとは世界中に分散しているエッジサーバー上でコンテンツをキャッシュし、オリジナルのサーバーへのアクセスが届く前にエッジサーバーでレスポンスを返すことにより負荷分散とレスポンスの高速化を行うためのサービスです。

AzureのCDNの特徴として、MicrosoftAkamai、Verizonが提供するCDNサービスが選択できます。 それぞれ特徴が違うので、自分たちの用途にあったサービスを選ぶことができます。

docs.microsoft.com

今回は静的コンテンツだけでなくサイト全体をCDNでキャッシュして配信したかったため、そのためにはCDN側でSSL解決を行う必要がありました。 独自証明書を使いたかったので、それが使える Azure CDN Standard from Microsoftを選択しました。

CDNに独自証明書をアップロードするときですが、書式をpki形式に変換しないといけません。

証明書のcerファイルを以下のコマンドを使ってpki形式に変換します。

$ openssl pkcs7 -in {common_name}.cer -outform PEM -out {common_name}.pem -print_certs

以下ページも参考にしてみてください。

rms-digicert.ne.jp

すでに稼働しているドメインCDNに向ける場合の注意点

たとえばwww.sample.comというサイトをCDN配信するためには、DNSの設定でwww.sample.comのCNAMEの向き先をCDNドメインにする必要があります。 新しいサイトの場合は問題ないのですが、すでに稼働しているサイトの場合に使用しているドメインの向き先をいきなり切り替えると、CDN側に設定が反映されるまでのタイムラグの間サイトが表示されなくなってしまいます。

Azure CDNではそのようなケースのためにcdnverify サブドメインをマップすることでCDN側の設定を事前に反映させることができます。 こちらのドキュメントを参考に設定してみてください。

docs.microsoft.com

オリジンとなるサイトがWordPressの場合の注意点

WordPressの場合、サイトのドメインがデータベース登録されているため、そのドメイン以外からのアクセスだとリダイレクトがかかるケースがあります。

wordpressに登録しているサイトドメインCDNを向き、CDNからは別のドメインをつかってオリジンサーバーへはアクセスすることになるため、wp-config.phpの中で以下のようなコードを入れて、意図しないリダイレクトが発生しないように調整しました。

if($_SERVER['HOST_NAME'] === 'origin.sample.com'){
   $_SERVER['HOST_NAME'] = 'www.sample.com';
}

結果

通常時の100倍以上のユーザーがサイトに訪れましたが、なんのトラブルもなく正常にサーバー稼働し続けましたので、今回の対策は無事成功したと思います。

実は今回がはじめてのCDN利用だったのですが、静的コンテンツの大量のアクセス増にすばやく対応するのに、CDNはさいつよですね。

育児・家事を自分がやりたいことができないことの言い訳にしてはいけない。

1児の父として家事・育児をしていて、そうするとどうしても子供の時間に合わせて生活しないといけないので、自分がやりたいことや勉強したいことなどをする時間がなくなっている。

正直それはしょうがないことだと思っていたんですが、知り合いの女性の方が3児の母をしながら仕事もして、かつ看護学校 + 看護師試験のための学校にも通って正看護師の試験を合格したという話を聞いて凄まじいなと思うと同時に自分が子育てを言い訳につかっていたのだなと強く反省した。

やりたいことやることと育児をやることはトレードオフではない。

やっていくぞ!!!と思った今日このごろでした。

「ビッグデータを支える技術」を読んで理解したビックデータ技術基盤の概要メモ

そろそろ会社でもビッグデータというくらいのデータを扱うフェーズに入りそうなので、この辺の技術領域のOverviewを把握するために「ビッグデータを支える技術」という本を読んでいる。

HadoopとHive

Hadoopは「多数のコンピュータで対象のデータ処理を行う」ためのシステムで、Googleで開発された「MapReduce」を参考にして作られた分散処理のフレームワークHadoopを使ってデータ処理を行うにはJava言語によるプログラミングが必要だったがだれにでも簡単に使えるものではないので、SQLのようなクエリ言語をHadoop上で実行するためのソフトウェアとしてHiveがある。

NoSQLに書き込み、Hadoopで分散処理

NoSQLは製品によって特徴を様々ですが、RDBよりも高速な読み書きが可能かつ分散処理に優れているという特徴をもっているため、アプリケーションからオンラインで接続するデータベースと利用し、バックエンドでHadoopが分散処理をして集計・データ加工などを行うという形が一般に広がってきた。

ビッグデータ時代のデータ分析基盤

ビッグデータ自体の技術が従来のデータウェアハウスと違うのは、「多数のぶんさんシステムを組み合わせて拡張性のたかいデータ処理の仕組みをつくる」こと。

データ分析基盤は以下のようなサブシステムを組み合わせてデータパイプラインを実現している。

データ収集

データを集めるところ。ここからすべてが始まる。 ファイルシステムにあるログファイルから、IoTデバイスのセンサ情報など様々。 データ転送方法には「バルク型」と「ストリーム型」がある

ストリーム処理とバッチ処理

データ収集された処理を扱う方法にはストリーム処理とバッチ処理がある。 リアルタイム性が必要なものはストリーム処理。長期的なデータ分析にはバッチ処理が適している。

分散ストレージ

集めたデータを補完しておく分散ストレージ。AmazonのS3のようなオブジェクトストレージが一般的に使われる。 データ容量が増えていくので、いくらでも増やせるようなスケーラビリティの高い製品を選ぶ必要あり。

分散データ処理

HadoopMapReduceなどはこの分野。

ワークフロー管理

データパイプライン全体の動作管理するための技術。 データパイプラインが複雑化するにつれて一箇所でマネージメントしないと管理できなくなる。

データレイクとデータウェアハウス

データウェアハウスは従来から大量のデータ保管・分析を行うために使われていた技術。しかしデータウェアハウスは事前にデータ設計をする必要があるが、ビックデータ時代はアクセスログからIoTデバイスからのセンシングデータなど多種多様なデータが生まれていくので、最初から適したデータ形式を設計してためていくことが難しい。 そのためデータレイクという考え方があり、それは「生データをとりあえずおいておく」ということ。 オブジェクトストレージなどにおいておき、あとで適した形式にHadoopなどを使って分散データ処理をしてデータマートを作るという考え方。

数学復習ノート#1 ~ 統計額と機械学習につながる数学の基本 ~

いまデータ分析と機械学習を操れるエンジニアになるため、この本で数学の復習している。

 

 

物理ノートにメモしながら学んでいるので、自分の勉強ログとしてここにあげておきます。

 

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CXDIVE 2018の参加レポート

CXDIVE 2018というイベントが東京で開催されており、これを知った瞬間に「行きたい!!」と思って参加してきました。

 

cxdive.com

 

この記事では具体的なセッションの内容というよりもセッションを聞いた上で僕が理解したこと、考えたことなどを整理して共有しています。そのため実際の発表内容とずれている部分もあるかと思いますが、その点はご了承ください。

  

森ビル 杉山さんと チームラボ 猪子さんのセッション

arakaji.hatenablog.com

 

Media x CX : NewsPicks 小野晶子さんのセッション「なぜ今、メディアはコミュニティづくりに注力するのか?」

arakaji.hatenablog.com

 

Commerce x CX: 株式会社ウツワ ハヤカワ五味さんのセッション「当事者視点のインサイトと、当事者では気づき得ない発見について」

arakaji.hatenablog.com

 

AR x CX :  Niantic, inc 須賀健人さんのセッション「外に出て、繋がる。拡張された現実世界がもたらす価値」

arakaji.hatenablog.com

 

WITH ALS 武藤さんのセッション「ALSの困難から発明を。BORDERLESS EXPERIENCEをすべての人に」

 

arakaji.hatenablog.com

 

CXDIVE 2018 | WITH ALS 武藤さんのセッション「ALSの困難から発明を。BORDERLESS EXPERIENCEをすべての人に」

CXDIVE 2018というイベントが東京で開催されており、これを知った瞬間に「行きたい!!」と思って参加してきました。

 

cxdive.com

 

この記事では具体的なセッションの内容というよりもセッションを聞いた上で僕が理解したこと、考えたことなどを整理して共有しています。そのため実際の発表内容とずれている部分もあるかと思いますが、その点はご了承ください。

 

WITH ALS 武藤さんのセッション「ALSの困難から発明を。BORDERLESS EXPERIENCEをすべての人に」

ALSという体の筋肉が除々に硬直化して動かなくなっていくという病気を27歳で患ってしまった武藤さんが現在どのような活動をしているか、活動を通してどういう世界を実現しようとしているかという話でした。

 

ダイバーシティを持った人にもBORDERLESSな体験を

彼はALSを発症する前にDJを始めたのですが、症状が進んでいくにつれて手が自由に動かせなくなった。そこでJIS MEMEというカメラ型デバイスを使って眼球の動きでDJ・VJプレイが出来るアプリを共同開発した。

 

その他、手の不自由によってできなくなった家の電気や鍵の開けしめ、そしてスマホのカメラ撮影などもJINS MEMEを使って操作できるようにした。

 

この活動についてYoutubeに動画が上がっていたので参考としてリンクを共有しておきます。

 


[NEWS] 「眼で奏でるミュージックフィルムを」WITH ALS 武藤将胤が描く未来

すべての人がバリューを感じるプロダクトデザイン

ALSの患者の方でも、そうでない方でもカッコいいと思える服を作りたいという思いから「BORDERLESS WEAR 01」というブランドも立ち上げている。

 

01borderlesswear.stores.jp

 

特徴として以下の様な特徴をもっている。

・着ていて楽なスウェット素材

・ジャケットのボタンはマグネット式になっており、簡単に着脱可能に

・袖口にICカードポケットがついており、キャッシュレス決済が簡単にできる

 

このブランドを作ったときに意識したのが「ALS患者の人もそうでない人も関係なく、すべての人にバリューを感じるプロダクトデザイン」で、確かに上記の特徴は体に特に不自由なところの無い僕でも「良いな!」という感じる価値になっている。

 

いまの高齢化社会において、障害を持っていなかった人も高齢になって体に不自由が出てくる人も多くなる。このような時代においてボーダレスな価値を以下に提供していくかは重要な課題だなと感じたセッションでした。

 

ホームオートメーション化の本質的な価値は「操作のインターフェイスを自由にすることにある」

これはセッションで直接語られたことではなく僕が考えたことです。

いまホームオートメーションという文脈で、キーロックスマホで解錠できる、電気のON/OFFを声で操作できるなどの製品が出てきています。

正直「そこまでする必要あるのか?」と思うことが多かったのですが、今回のセッションを聞いたあとに考えると、これらのホームオートメーション化のプロダクトの価値は操作をAPI化することにより、インターフェイスを声にもできる、スマホでもできる、それ以外にも変更可能となり、インターフェイスが人に最適化できることに価値があるのだと気づきました。

 

いままでのインターフェイスはスイッチ操作が主流で、それは手を使えない、目が見えない人にはかなり不便なモノだったのですが、インターフェイスを自由にすることでそのような人にも最適なインターフェイスを提供できるようになります。

 

いままでこの辺の技術には興味が薄かったのですが、この「操作のインターフェイスを自由にする」価値に気づいたことで、かぜん興味がでるきっかけにこのセッションがなりました。