「いま注目のMicrosoft最新テクノロジーをキャッチアップ ~ Azure、Cognitive Services、Xamarin ~」というイベントで企画運営・登壇をしてきました。

2017年10月7日(土)にJava Küche主催の「いま注目のMicrosoft最新テクノロジーをキャッチアップ ~ Azure、Cognitive Services、Xamarin ~」と題した勉強会を企画運営し、登壇もしてきました。

java-kuche.doorkeeper.jp

なぜMicrosoftテクノロジーに関する勉強会を開いたのか?

Java Kücheというコミュニティでは1年に1回、自分たちの活動内容や予算をどのように使ったのか、そして次の一年をどのように活動するのかというに報告をコミュニティに行う「総会」というイベントを行うのですが、そのイベント時に一緒にどのような勉強会をしたいかというアイディア出しを行いました。

そのときに、近年のMicrosoftが発表してきた様々の技術についての興味があるがキャッチアップできるような勉強会が沖縄だとないことや、つい最近からXamarinやAzureなどのMicrosoftテクノロジーを仕事に使い始めたメンバーがいたことから、じゃあ自分たちでキャッチアップするための勉強会を開催しようと企画をしました。

イベント内容について

Microsoftのすべてのテクノロジーを網羅することは難しいため、Webアプリケーションを乗せるPaaSとしてAzure、様々なAI・機械学習の技術がサービスとして提供され気軽に利用できるCognitive Services、AndroidiOSのモバイルアプリをC#で両方同時に開発することができるXamarinの3つに絞ってセッションを用意しました。

登壇者にはエクセルソフトセールスエンジニアでXamarinコミュニティJXUG主宰でもある田淵 義人さん、日本マイクロソフト株式会社のテクニカルエバンジェリストの大森 彩子さんのお二人にわざわざ沖縄まで来ていただきました。

そしてAzureについては仕事でAzureを採用しているぼくが登壇させて頂きました。

Xamarin概要と活用方法

田淵さんの発表では、Xamarinが使われている事例やそもそものXamarinがどういうテクノロジーなのか、そしてXamarinの使い所などを話して頂きました。

個人的にはXamarin.FormsとXamarin.iOS / Xamarin.Androidとの使い分けのポイントが知れたのが良くて、やっぱりXamarin.Formsでサクッとクロスプラットフォームアプリが作れるときがXamarinの力が発揮できるユースケースなんだろうなと思いました。

はじめてのAzure App Service for linux と Web App for Containers

www.evernote.com

次は僕が「はじめてのAzure App Service for linux と Web App for Containers」という題名で登壇させていただきました。

今年の9月に公式版となったAzure App Service for linuxとWeb App for Containersについての概要と実際にAzureの管理画面を使いながらWeb App for Containersのアプリをデプロイしていくデモを行いました。

デモを選んだ理由ですが、沖縄県内のクラウド事情はAWSが一番多く、一部GoogleCloudPlatformを使っている方もおられるのですがAzureを採用している事例を聞いたことがなかったので、この機会に管理画面の使い方やAzure独自の概念についての説明を実際に動くデモを通してお伝えしたいと考えたからです。

実際に会場にいらしたら方はAzureを使っている方は32人中2~3人程度で、実際のデモを見せる事ができてよかったな〜と思います。 一部デモが動かないところがあって大成功とはいえないですが。。。^^;
次回また頑張ります。

AIを手軽に使える時代がやってきた!"人工知能パーツ" Congnitive Services 入門

大森さんの発表では、Cognitive Servicesで作られたアプリケーションのデモから、そもそも誤解されがちなAIとは何ぞやという話、そして多種多様なCognitive Servicesの紹介や利用例などを説明していただきました。

AIというと「たくさんデータをいれたら良い感じの答えを出してくれるすごいやつでしょ?」という勘違いをしてしまいがちだったんですが、AIの定義の正しい説明をしっかり説明していただき、ちゃんと理解をすることができたので面白かったです。

あとなによりも、AI時代の開発者のあり方「#早く面白いことやったヤツが優勝」というパワーワードを頂いたので、僕もCognitive Servicesを触ってみておもろいものを作っていきたいと思います^^*

さいごに

わざわざ沖縄まで講師としてやってきていただいた田淵さん、大森さんほんとにありがとうございました!!

沖縄に限らず地方だとどうしても技術の多様性が乏しく、今回のようなMicrosoftテクノロジーに精通した話を聞く機会が少なかったのでお二人にこのような機会をつくって頂けたのはとてもありがたかったです!

また、イベントに参加して頂いた方もありがとうございました!

これからも沖縄ではなかなか話をする機会が少ない登壇者をお招きして、沖縄にいるエンジニアがまず楽しく、そしてスキル上達の手助けにもなるイベントを企画していきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願いします!